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前回の続き

多くの方が直面される悩みであり、滑稽でも何でもありません。
先に書いた話は「周波数」「波動」で片付けられがちなことのうち、内的な心の動きにしか触れておりませんでした。
外的な、つまり家庭内や社会で感じることについてですね。

愛についてはエーリッヒ・フロム著「愛するということ」の中で明確に語られていますが、最後の方で言いよどんでいる箇所があります。ご質問の内容に、とても似ています。
理想の高い人がよく味わうあの絶望。フロムは残念ながら答えを与えてくれません。

その影の部分にはジョルジュ・バタイユが説くエロティシズムの哲学がすっぽり収まると私は思っています。私たちの心には情念という裏面が必ずあって、やらかしてしまいます。では、その「やらかし」とは何か?です。

バタイユはマルセル・モース著「贈与論」に描かれている北米先住民の奇祭ポトラッチに興味を持ち、なぜ物々交換のお祭りが破壊にまで発展するのかを考えてその中にエロティシズムを見つけました。贈与とエロとは関係が深いようです。

モースの贈与論からはクロード・レヴィ=ストロースも影響を受け、南米先住民の現地調査によって交差イトコ婚という掟を発見しました。この掟を家系図にすると幾何学的な模様になりました。人口を持続的に支える規則だったのです。交差イトコ婚は世界中で見つかり、実は人類の祖先に共通した営みだったそうです。

つまり文明以前に数十年周期の「波動」があったおかげで今の私たちがいるわけです。子を産む女性が財産として取引されていた悲しい時代に親の決めた相手と結婚させられた遠いご先祖のおかげで自分がいると思うと、本当に申し訳ないです。

愛憎の感情はこうして私たちの遺伝子の奥深くに組み込まれてきたため、理想とかけ離れた「やらかし」を誰でもついポロッと見せてしまうのでしょう。

一方、社会科学に「囚人のジレンマ」という有名な行動モデルがあります。説明するとさらに長くなるのでネットで検索していただければと思いますが、要するに「人々がお互いに見返りを求めない行為を続ける限りみんなハッピー」という理論です。何かを与えてお返しをもらうという繰り返しはまるで波動のようで、美しいです。これもまた、私たちの遺伝子に刻まれていることでしょう。

しかし私たちはつい「やらかし」を起こしてしまい、理論通りにいきません。その理由も数学的に答えが出ていて、無限回のなら見返りを求めないのが最適でも、有限回では裏切った側が最後に大きな利益を得るそうです。つまり、互いに与え合ってハッピーな関係も、どこかに期限を設けると裏切りの種になるということです。

私たちがゆったりした営みの繰り返しに心地よさを覚えるのは、これらの合わさったものではないかと思います。それを確率過程として論じることもできますが、話題が「愛」から離れてしまいますので、ここまでにしたいと思います。

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