資産形成について(1) <芸能人の資産運用法>
資産形成について、何を買ったらいい?積み立てがいい?分散はどうしたら?と色々ご質問を頂きますが、最も大切なことの一つは「長期で持つ」という時間軸です。
アインシュタインが「人類最大の発明は複利だ」と言うように、複利はとてもパワフルな効果です。
複利とは、元本だけではなく、利子にも利子がつくことで、再投資によって利益が利益を生む効果です。
例えば、100万円を米国株の長期期待リターンと言われる6%で複利運用(半年)したとすると、10年後には186万円、30年後には439万円となり、50年後には1921万円になります。
長期で複利効果をいかして再投資を続けることが、資産形成では大切になってきます。
著名投資家のウォーレンバフェットは、奥さんから家具を買いたいと言われたときに、「その家具を買うお金を米国株インデックスで投資したら、30年後にはいくらになっていると思う?それと等しい価値がその家具にあるだろうか?」と答えていたそうです。
そして、民泊仲介大手Airbnbの共同創業者兼CEOのブライアンがウォーレンバフェットとランチをしたときに「あなたは世界で2番目にお金持ちで、その投資手法もシンプルなのに、なぜ皆まねしないのか?」と聞くと、「ゆっくりお金持ちになりたい人なんていないからだよ」と答えていたそうです。
資産形成は、時間を味方につけて、長期でじっくり増やす大切さを感じます。
時間軸がキーポイントなので、資産形成はできるだけ早くから始めた方が有利ということになります。
私は、学生時代にバフェットの投資手法に関する書籍で家具のエピソードを知って、社会人になってから初ボーナスもそれ以降のボーナスも、ものは買わずに投資にまわしてきました。笑
初めてのボーナスで買ったのは、南アフリカの5年債券(現地通貨建て)でした。当時外国債券部という部署に配属になったので、勉強のつもり&利回りが高いのが魅力の新興国債券を買ってみたんです。でもその後景気悪化とZAR安で40%も下落。。いくら高い利回りとはいえ、吹き飛ぶ値動きにドン引きしました。そして5年後、債券だったので額面100で無事償還され、ZARも戻していたので、結果的には若干のプラスでしたが、学ぶことの多い初ボーナスでした。
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